温室効果ガス削減微生物資材
「Turning./N2O削減微生物資材」
- 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
東京大学大学院農学生命科学研究科と新潟県農業総合研究所との共同研究で農耕地から発生するオゾン層破壊物質N2O(一酸化二窒素)を削減し、作物生産性を向上する微生物資材の開発を行っています。同資材は化学肥料の使用量を20%減らし、温室効果ガスを50%削減、さらに収穫量を10%向上させる効果が見込めます。
※N2O(一酸化二窒素)
亜酸化窒素とも呼ばれ、京都議定書で削減対象とされている温室効果ガスの一つ。
大気中に含まれる量はわずかだが二酸化炭素(CO2)の約300倍の温室効果がある。主に燃焼する燃料や農地、家畜の排せつ物が発生源となっている。